海外の無料のフリーWiFiを使うときの5つの注意点と危険性【私の体験談】
最近では、家や会社でも無線LANが一般的になっているので、スマホをWiFiで無線LANに接続してネットを楽しんでいる人も多いと思います。
また、日本国内の外出先でも、スタバ、タリーズ、ドトール、マクドナルド、コンビニ、デニーズなど無料WiFiスポットが増えてきました。
日本は遅れている方で、人気の海外の旅行先の方が無料WiFiスポットがたくさんあります。実際に海外旅行に出かけると、旅行先の空港、ホテル、カフェ、ショッピングモールなどの無料のフリーWiFiスポットを利用することが多いと思います。
しかし、誰でも無料で使えるからこそ潜んでいる危険とリスクがたくさんあります。海外の無料のフリーWiFiを使用するときには注意が必要です。
これを知らないと、楽しい海外旅行が台無しになったり、高いお金と貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれません。
逆に、私の失敗した体験談を読んで事前に対策をして、貴重な海外旅行を満喫してくださいね!
そもそもフリーWiFi(ワイファイ)って何?
海外でスマホをネットに接続する方法のひとつとしてフリーWi-Fi(ワイファイ)があります。「フリーWi-Fiってよくわからない」「フリーWi-Fiスポットって何」とい方に説明しておきます。
Wi-Fiの正式名称は「Wireless Fidelity」で、直訳すると「忠実な無線通信環境」という意味です。(よくわからないですよね)
「Wi-Fi」=「無線LAN」のようなイメージがありますが、実際は少し違い「無線LAN」の「無線」とは電波のこと、「LAN」とは室内のネットワークをつなぐ通信網のことで、ラジオやテレビなどの無線通信の一種として無線LANがあり、その無線LANのひとつの規格としてWi-Fiが存在しています。
そして、今はほとんどの機種でそうですが、Wi-Fiが使えるスマホ・タブレット・PCなら誰でも無料でインターネットに接続できるサービスが「フリーWi-Fi」で、それを提供している場所が「フリーWi-Fiスポット」です。
利用方法は、提供している会社によって違っていて、簡単な登録が必要であったり、パスワードを入力したり、もしくは、パスワードなしでも利用できるとこともあります。
日本での生活でも、キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンクなど)と契約しているデータ容量がいっぱいになりそうなときや電波が不安定なときに、Wi-Fiでのネット接続に切り替えて使っているという人も多いと思います。
つまり
誰でも、気軽に、無料で利用できるネット接続サービスが「フリーWi-Fi」です!
海外の無料のフリーWiFiスポットを使用するときにの注意点
海外での無料のフリーWiFiやフリーWiFiスポットだけを利用してスマホやネットを使うとどんなことが起こるのでしょうか?
そもそも、日本で大手企業が提供しているフリーWiFiと同じ感覚て使えると思うと痛い目に合うかもしれません。
私が実際に海外で経験した失敗談を元に説明していきます。
1.その都度、フリーのWiFiスポットを探さないといけない
当たり前の話ですが、「無料のフリーWiFiスポット」はそこでしかネットに接続できません。それ以外の場所、お店、観光地、海や移動中などの時は使用できません。
ぶらぶらとショッピングをしているときに、日本での価格や日本で販売しているかなど、何か調べたくなったときには、その都度、フリーWiFiスポットを探す必要があります。
貴重な時間を使ってフリーのWiFiスポットにわざわざ行ったり、逆に、LINEなどで連絡を取るためにホテルから外出できないなんて時間の無駄ですよね!
(私の体験談)
その日の午前中、私と子供はホテルのプールで遊び、妻はショッピングモールに買い物に行くことに。お互い12時にホテルの部屋に戻ってくる約束で別行動をしました。
私と子供はホテルのプールに行ったのですが、いくつもプールがあったり子供が楽しめるエリアもあって大喜び。まだまだ遊び足りなくて泣いていましたが、約束の12時になったので部屋へ戻りました。
一方、妻は、ショッピングモールに行くためにバス停を探したが見つからず。ネットでバス停を調べるために一度ホテルに戻ったりして、何とかたどり着きました。予定よりも時間がかかってお店に到着したのが11時30分。
妻は、ほとんど見る時間もなくてホテルに帰ってきましたが、帰りのバス停も迷ってしまい、ホテルの部屋に戻って来たのは13時ごろ。お互い連絡がつかないイライラでその日は台無しに。
いつものように、スマホが使えたらバス停もその場ですぐに調べることができたし、戻りの時間変更もLINEで簡単に出来たのにという、もどかしい思いでした。
2.遅すぎて使い物にならない場合も
無料WiFiスポットは誰でも利用できて便利ですが、利用者が多いと「今スマホを使いたいのにネットにつながらない」「遅すぎて使い物にならない」ということも、しばしば発生します。
遅いとイライラしてしまいますよね。でも無料なので文句も言えない。。。
バリ島に旅行したとき、泊まったウブドのホテルのフリーWi-Fiを使ってみました。動画を撮ったのでご覧ください。
「えっ、こんなに遅いの?」とビックリすると思います。
(私の体験談)
泊まったホテルの無料WiFi使ってお店などを調べようとしたのですが、遅すぎて使い物にならない。。。。
この遅さ耐えれますか?結局は日本でレンタルして持ってきたモバイルWiFiルーターを使うことに。
3.機器が故障でつながらない(海外ではよくありがち)
無料WiFiスポットでも、そこの無線LANの機器が故障の時は使用できません。海外ではよくありますし、無料なので文句も言えませんよね。
現地に着いてから、ネットで調べて◯◯しようと計画していて、もし、ネットがつながらなかったら、大幅に予定を変更しないといけなかったり、行きたいところに行けなかったり。
(私の体験談)
そこのホテルを予約するときに「WiFi無料」と書いてあったので、インターネットに接続しようとしたら、つながらない。。。
ホテルのスタッフに聞いたら「無線LANの機器が故障中なので使用できない」と言われたことがありました。
仕方がないので、夜ごはんを食べた後でしたが、歩いてWiFiが使えるレストランまで行きました。
4.接続方法が英語でよくわからない
無料のWiFiを使用するときに、WiFiのスポット名を選択してパスワードを入れる場合、パスワードをお店の人に聞かないといけません。もちろん英語で。
聞き取れない場合は、書いてもらったらいいのですが何のアルファベットを書いてあるか読めない場合も結構あります。国ごとに、アルファベットの書き方にクセがあるのでわかりにくいのです。
(私の体験談)
以前、ホテルでチェックインの時に、パスワードを手書きで書いてくれたのですが、その通り設定しても、全然つながらなくて、30分くらい試行錯誤していました。
再度、ホテルのフロントに確認しに行ったら、大文字と小文字を書き間違えていたということがありました。あー、時間がもったいない。
5.個人情報を登録しないと使えない時も
インターネットに接続するときに、WiFiのスポット名を選択してパスワードを入れるだけの時はいいのですが、個人情報を登録しないと使えない場合があります。
(私の体験談)
カフェで「FREE WiFi」とあったのでネットをしようとしたら、SNSアカウント(フェイスブックなど)がなければ、メール、名前、生年月日などの登録が必要だった。
スターバックスなどであればいいが、ローカルのカフェで個人情報を登録するのは抵抗があったし利用規約に同意する文章も英語でよくわからなかったし、リスクがあるので止めた。
海外のフリーのWiFiを使う危険性
海外のカフェで「FREE WiFi」や「FREESPOT」と書かれた看板を見かけます。そこでは無料でインターネット接続ができますが、セキュリティ面に不安があります。
暗号化されていないWiFiスポット(WiFiスポット名の横に南京錠のマークがついていない場合)は、特にセキュリティ的に問題があります。
誰しもが接続できるということは、ネットワーク上の通信データを盗み見することも可能ということで情報漏洩の危険性も。
また、そのデータを盗み取る専用装置も出回っているらしいです。クレジットカードの情報や重要なパスワードが盗まれるといった犯罪に巻き込まれてしまうケースもあるようです。
さらに、ホテルでもWi-Fi 接続を設定する際にソフトウェアのアップデートのウィンドウが表示されて、クリックしてしまうと有害なソフトがインストールされてしまうという事件が発生したりと。
特にすべて英語表示だと、わからないでクリックしてしまいますよね。
海外のフリーWiFiを使うためのスマホの設定方法
それでは、海外or国内、無料or有料に限らず、スマホをWiFiでネット接続するための一般的な設定方法をお教えします。
AndroidのWiFi設定方法
【Android編】
1.「アプリ」をタップ
2.「設定」をタップ
3.「Wi-Fi」をタップ
4.画面右上にあるスライドキーをタップしWi-Fiを「ON」にします。
※すでにWi-Fiが「ON」になっている場合は、次の手順にお進みください。
5.Wi-Fiを「ON」にすると接続可能な「Wi-Fi」が表示されます。Wi-Fi接続をしたい「ネットワーク名(SSID)」をタップします。
6.パスワード入力画面が表示されます。
「暗号化キー(パスワード)」を入力し、「接続」をタップします。
※入力したパスワードを確認したい場合は「パスワードを表示」をタップします。
7.「接続されました」と表示されます。
8.ご利用端末の電波マークが「Wi-Fi(扇形)」になっていることをご確認ください。
以上で、「Wi-Fi設定」の操作手順は終了です。
※出典はAUのサポートページです(2019年3月現在)
※本手順は参考として「Xperia(TM) XZ SOV34」の操作方法を記載しています。端末により若干操作方法が異なる場合があります。
iPhoneのWiFi設定方法
【iPhone編】
1.最初に表示されるホーム画面で「設定」を選択
2.「Wi-Fi」を選択
3.Wi-Fiを (オン)へ切替 → ご利用されるSSID(ネットワーク)を選択
4.パスワードを入力 → 画面右上の「接続」を選択
5.画面上のステータスバーに (Wi-Fiマーク)が表示され、設定完了
※選択したSSID(ネットワーク)にチェックマークが入ります。
※出典はSoftBankのサポートページです(2019年3月現在)
海外用モバイルWiFi ルーターで解決!安心&便利
「タダ(無料)ほど高いものはない」といいますが、まさにそうですよね。
それでは、海外でこのような危険や不便さを解消し、安全に便利にスマホをネット接続する方法は何だと思いますか?
それは「海外用モバイルWiFi ルーター」です。空港などでレンタルして、スマホと一緒に持ち歩けば、安全でかつ日本で使っているのと同じようにスマホやネットを利用できます。
また、そのWiFi ルーターごとのパスワードを入力しないと使えないのでセキュリティ的にも安心ですし使い方も簡単です!
1.WiFiルーターの電源を入れる
2.スマホのWiFi設定画面を開く
3.パスワードを入力する。
※パスワードは、WiFiルーター本体に貼られているシールに記載されています。
以上です。
設定も簡単だし、料金も最近はすごく安くなってきているので、私は海外旅行の必需品になっています。
【まとめ】
●海外の無料のWiFiスポット使える場所が限られるし、遅くてストレスを感じることも
●英語でよくわからなかったり、個人情報を登録しないと使えなところもある
●海外のフリーのWiFiを使うのは危険性もあるしセキュリティが心配
せっかくの海外旅行。高いお金と貴重な時間を使って来たのだから、避けて通れることは避けて、思いっきり楽しみたいですよね!
私も家族で海外旅行する時は、必ず1台だけも海外用のWiFiルーターをレンタルして、ホテルの無料WiFi などもうまく利用しながら海外旅行を満喫しています。
妻は買い物、私と子供はプールなど、別行動も安心して出来ます。
少しの費用で、そのような「リスク」や「ストレス」から解消できるなら安いと思っています。
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