サンフランシスコ(アメリカ)への旅行、迷子になってパニック!
まだスマホを持っていない時代に、友人たちとアメリカのサンフランシスコを旅行した時のことです。日本で使っている携帯電話(ガラケー)は持っていましたが、誰も電源は入れていませんでした。
サンフランシスコへは夜に到着し、その日はそのままホテルへ行き、宿泊しました。
その翌日の朝、私たちは滞在先のホテルから近所のカフェに向かいました。
そこで朝食をとってから、そのままバスに乗って、観光名所のゴールデンゲートブリッジへ行く予定でした。
しかし、ホテルに忘れ物をしてしまったため、朝食後、友人たちには先にゴールデンゲートブリッジに向かってもらって、私は後から追いかけるということになりました。
そこで第一の困難が待ち受けていました。
カフェはホテルからそう遠くなかったのですが、ホテルの場所がどこにあるのか、分から
なかったのです。(子供の頃に迷子になった時と同じ気分でした・・・)
ホテルからカフェまで来る時は、友人について行ったので、簡単な道のりさえ頭に入っていません。そしてさらに、ホテル名さえ覚えていませんでした。それなので、人にも尋ねることができません。
多少道を間違えて戻ったりしたものの、なんとか自力でホテルにたどり着くことができました。
それから、先ほどのカフェまで戻り、近くのバス停までは行くことができました。しかし今度は、どれに乗っていいのか分かりませんでした。
有名な観光場所だったので、なんとなく分かるのではないかと思っていたのですが、同じバス停にいくつかのバスが止まるため、どれに乗っていいか分かりませんでした。しかしこれは、バスが来る度にそこに行くかをドライバーに尋ね、乗ることができました。
するとさらに次の困難が。
ゴールデンゲートブリッジはとても大きな橋なので、見れば分かるだろう。その辺りで降りればいい。他の観光客だって降りる、そう思っていたのが甘かったのです。
大きな場所だったことが災いし、みんな同じ場所では降りなかったのです。橋まで直接行かずに少し手前のバス停で降りて、お店を見ながら橋に向かう人や、さらに次のバス停で降りる人など、まばらでした。
先に行っている友人たちに追いつかないと、と焦っていた私は、もう少し近くまで行こうと、まだ降りずに待っていたのです。そして、いよいよ橋の近くまで来ました。(この辺りで降りたい!と思いました)
しかし、バスはその場所をスーッと過ぎていきます。しまった!と思った時にはもう既に遅かったのです。
そして道は曲がっていきます。ゴールデン下とブリッジからバスはどんどんと離れていき、次のバス停で降りた時には、結構離れてしまっていました。
まだまだ困難は続きます。当然ですが、バスは同じバス停で反対車線には乗れないのです。焦りとは怖いもので、そういった判断能力も失います。今どこにいるのかも分からないし、不安だらけでした。
なんとか落ち着きを取り戻し、反対車線に行ってしばらく歩いたところ、バス停を見つけることができました。きっとここならゴールデンゲートブリッジに向かうバスが来る、と信じて待ちました。
結局、そのバス停から乗ったバスで、問題なくゴールデンゲートブリッジにたどり着くことができました。
今度は、降り損ねることもなく、無事に橋の近くで降りました。
それから橋を歩いて渡っていきました。長い橋だったので、もしかしたらまだ橋の途中に友人たちがいて、会えるのではないかと急ぎ足で向かいました。
しかし、友人たちにようやく会えたのは、橋を渡り終えたところでした。たいぶ前に、友人たちは橋を渡りきってしまっており、待っていてくれたのです。(無事に合流できて安心しました)
それまでにも何度か海外旅行はしていたので、なんとなく慣れたつもりでいましたが、ヒヤッとした経験でした。
もしもこの時スマホが使えていれば、お店やホテルの名前も簡単に調べられただろうし、道順に、バスの時間まで調べられて、このような経験はしなかったのではないかと思います。
知らない土地で地図もなく目的地へ向かうのはかなり難しいですよね。昔はガイドブック片手にぐるぐる歩き回ることもありましたよね。
今では、どの国にもFree Wi-Fiがあるし、WIFIルータをレンタルしても安いので、日本にいるときと同じ感覚でスマホやネットが使えますね。ただ、私は、今でもホテルや無料のWiFiスポットは心配なので利用していません。
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